絶賛されているが自分には理解できない曲
よくありますよね(ありませんか?)雑誌やラッパーの方が絶賛されているんですが、自分には「???」となる曲。
最初はビギーのアンビリバボー。
自分の中で理解できない代表曲がこれでした。
「え?そんな良いかな???」と困惑してました。
それから気が向いては時々聴いてみたのですが、やっぱり理解できず。
が、しかし1年くらい前にふと聴いてみたら、ハマってずっと聴いてました。
その前後に何が合ったのか?
次は曲というよりアルバムですね。
atcqの1st、a people...です。
atcqは2ndを聴き次に3rdと1stを買ったんですが、1stの明るさというか、脳天気さ合わなかったのか。
q-tip「エルセカンドに財布を忘れてきた」
俺「だからどーした?!」みたいな。
「財布を忘れた?それは大変でしたね。」と1stを受け入れる器は当時の自分にはありませんでした。
最後はshowbiz & a.g.です。
どこ読んでも絶賛されてたので、showbiz & a.g.理解できませんと言える空気は全くありませんでした。
もちろん自分も言えませんでした。自分がアホだと言って回れるほど悟りきってませんでした。
てhiphop談義できる相手がそもそもいないんですけど。
atcqもshowbiz & a.g.も今聴くとサラッと聴けるんですよね。
そういうのがあるから面白いんですが。
Unbelievable - Biggie (Original Version)
初クラブ
また昔話を少し。
家でレコード聴いていると、それだけじゃ物足りなくてクラブで聴きたいと思い始めました。
自分はお酒が好きなので、お酒を飲みながら大きい音でhiphopが聴けるなんて最高!!もしかしたらかわいい女子とお近づきになれるかもしれないし。と無駄な妄想も膨らましていました。
しかし自分の周りにはhiphopを聴くような友人はひとりもいませんでした。
なので一緒にクラブに行ってくれるような人は周りにはいませんでした。
話しは変わりますが、当時はまだチーマーという人たちがいました。(アメカジのガラの悪いにーちゃん達です。)自分はそういうガラの悪い人たちを見ると目を合わせずに素通りする小心者でした。
一応地元にもクラブは何軒かあり、一人で行く勇気があれば行けたのですが、運悪くhiphopをメインでかけるというクラブはその中でもガラが悪いことで有名でした。
何かの機会で夜更け、そこのそばに行くことがあり、ふと思い見に行ったのですが、そのガラの悪いにーちゃん達がクラブの階段のところでたむろしていました。たぶん酔っ払っていたので、誰もいなければそのまま入ったかも知れませんが、そのにーちゃん達にビビって逃げ帰りました。
行けないと思うと余計に行きたくなるものです。
どうにか行けないかと方法を探っていたのですが、当時入っていたメーリングリスト(←わからない方はググッてください)で、「クラブ行ったこと無い人もo.k!」の内輪向けのイベントをやるとのことで、「これは人生で最初で最後のチャンスかも」と思い行ってみることにしました(大げさでしょうけど、当時は真剣でした)。
しかもわざわざ東京までw
入り口は本当にこんなところにクラブが?という狭い階段で、間違えてないか何回か確かめました。
が、ガラの悪いにーちゃん達が俺の初クラブを邪魔するかのごとく階段を塞いで。。。ということはなく無事クラブに入れました。
受付でメーリングリスト見て来ましたと告げると割りと笑顔で迎え入れてくれました。
「初クラブだー」と感動していましたが、メーリングリスト上の知り合いはいても、リアルな知り合いはいないので、挨拶が済むとぼっちです。
とりあえず酒をガンガン飲んで酔っ払って孤独感を追い払うことにしました。
それで気分よく曲を聴いていたのですが、もちろん踊れないし、知らない曲も多いし、
話す人もいないし、話しかける勇気もないしと、無い無いづくしで、そのうちその雰囲気を持て余すようになってきました。(一応酔った勢いを借りて話し掛けたんですが、会話が続かなかったw)
そんななか一人の男性が話し掛けてくれました。
クラブが初めてなこと、わざわざ東京まで来たことなど話しました。
意外と曲の趣味もあって長く話すことができ助かりました。
ですがその男性もwcへ行った際、他の場所へ移り、また独りです。
しばらく身体を揺らしたりしていたのですが、終電の時間も近づきそろそろ潮時かなと思いクラブを出ました。
こうして初クラブは終わりました。なんかちょっと思ってたのと違いましたが、hiphopも少しはかかったし、まあ悪くは無かったです。初クラブ後の景色はそれまでとは違うちょっと大人になった気がしましたw
酒ばっか飲んでロクに食ってなかったので、駅近くのマクドナルドでセットを買いそのまま電車に乗り込みました。食いはしませんでしたが、匂いが充満してました。今、考えてもひどいことをしたと思いますw
東京はこんな1時近くまで電車が走っていて凄いなと思って乗っていました。
そういやその電車に乗っている若い酔っ払ったサラリーマンが話し掛けてきて、「東京の列車では置換し放題だ!jkとか!」と力説してくれました。あの人捕まったんだろうか?割りとイケメンだったのに。なぜそんな誤った道を邁進していたのか。
その晩は埼玉の友人のところに泊まらせてもらいました。家の近くまではたどり着いたのですが、わからず夜中なのに迎えに来てくれました。どうもありがとう。
何年後かにその悪名たかい地元のクラブに行ったのですが、ぼっちだったということ以外、特に何の問題も無かったです。
8月後半から
嫁さんと子供が実家に帰っていたので、一人で毎晩飲んだくれてました。
走ったりはしてたのですが。
が、帰ってきた途端、飲み疲れと忙しさでジムヘも行かずという
相変わらずのパターン。昔から継続することができない性格というか、飲み過ぎというか。
酒のせいで人生無駄にしている部分も結構あると思うのですが、
なかなか止めれませんね。
ラジオで良い曲も何曲かあったのですが、走りながら聞いているので、
わざわざ止まってまで曲を確認するというのが、面倒で。
ここ3日また走っています。酒も500ccを1缶くらいですので、体調も良いです。
最近
朝の5時前後に起き事務で10キロ走っている。続くと良いのだが。
少し疲れが溜まってきている。酒の飲み過ぎのような気もするが。
今日は少なめにして、明日からも頑張ります。
前回の続き
今ではネットですぐ試聴やらできますけど、当時はネットは始まったばかりとは言わないですけど、日本のホームページでのhiphopの情報はまだまだ少なかったです。(英語が読めればまた違ったのでしょうけど。また昔は海外のサイトは重かったのです。今では海外のサイト重いとか思うことないですけど。ま、ロシアとか重いかな?懐かしい話ですね。)
で貴重なお小遣い&バイト代なのでハズレを減らせないかと思っていたところに出会ったのがfront(後のblast)という雑誌でした。(ブラックミュージックレビューもあったのですが、frontはhiphopの情報が多かった。)
そこでびっくりしたのが、今では考えられないほどの、西高東低ならぬ東高西低でした。
ウェッサ〜〜〜イのことなどほとんど載っていなかったのです。東に非ずんばhiphopにあらずと言った感じでした。あのDr.Dreのchronicの記事も小さいものでした。(自分の記憶が確かならば)
そこでfrontやタワーレコードのポップ(←またこれだ)でもお勧めされていた
method manのticalを買ってみました。
感想は「???」
東の音に慣れていないor少林の修行が足りないせいかわかりませんが、自分にはピンと来ず、せめてメアリーjブライジをftした曲が入っていればなあ、という感じでした。
Method Man - All I Need (Razor Sharp Remix) ft. Mary J. Blige
その後もお勧めの東のhiphopを何枚か買いますが、何となく合わず、自分のセンスに悲しくなったりしましたw。
そこで雑誌やらネットやら当時の出来る限り調べまくり、どこを見ても絶賛されまくりのnasのillmaticに辿り着きます。これでダメ(東の音が合わなかったら)だったらどうしようと思いながら、CDを買いにいきました。
これを買うのにはもの凄く勇気が入りました。曲数が9曲しかないのです。(と思って調べたら10曲だった)
当時、西のアルバムは下らないskit(たいてい男女がイチャついているか、些細な揉め事からヒートアップ→発砲→女子の叫び声というあってもなくても困らないものでしたが、決まり事なのでしょうがありません。)を入れてですが、20曲くらい入ってるものが多かったのです。タワレコでCDの棚の前で迷ってウロウロしていたのを覚えています。
意を決してCDを買い、ドキドキしながらCDをトレイに入れたのを覚えています。
アルバムのイントロを(the genesis)を聴いたときから、おっ!と思っていたのですが、N.Y. State of mindを聴いた時に「わあ、これは今まで(西の音と)違うけど、なんか良い。」とゾクゾクしたのを覚えています。
なので未だに一番好きな曲といえばN.Y.State of mindです。ny行ったことありませんが。
こうしてズブズブとhiphopにハマっていったのでした。
hiphopへ至る病
悪くないタイトルだと思ったのですが、
後日読み返すと、間違いなく赤面しそうですね。
なぜhiphopを聴くようになったか?きっかけはMCハマーでした。
「たまたまNYでラジオをつけたらプレミアのトラックが耳に飛び込んできてー」とか「ケインのパンチラインにやられてー」とか言いたいのですが、現実はそんなにドラマティックではありませんでした。
学生時代、自分ももれなく厨二病でした。(今なおこじらせたままかもしれません。)
ですので洋楽>邦楽という偏見にまみれてました。(あとは洋画>邦画、字幕>吹き替え)
ラジオやTVで色んな曲を聴いては、流行りの洋楽のCDを買い漁ってました。
でも日本のメロディに慣らされた自分には「これは!」と思うアーティスト見つかりませんでした。
結局B’zのアルバムをよく聴きこんでいました。(稲葉さんかっこいいですし。)
そんな中、耳に飛び込んできたのがMCハマーのu can’t touch thisでした。
当時ラップというものをほとんど聴いたことなかった自分にはとても新鮮でした。
(曲もキャッチーでしたしね。)
厨二病でかつひねくれていたので、MCハマーのCDは買わず(ひどい話しだ。)グラミー賞を受賞したdigable planetsのreachinというアルバムを買いました。
アルバムの中では2曲くらいしかピンとこなかったのですが、なぜかhiphopが気になったようで、次に買ったのはグラミー賞の候補になっていたDr.Dreのchronicでした。(ウェッサ〜〜〜イ)これは捨て曲ナシと言っていいクラシックですから、かなりハマりました。
その後出たsnoop doggのdoggy styleも良く、友人の車でドライブしながら窓全開にして大音量で掛け「ビヤーッチ!!」と歌ってました。友人の車はカリーナEDでしたが。
長いので一旦切ります。
hiphopに出会ったこの曲